学資保険いくら本当に必要なのでしょうか。子供が小さい間に将来のことを考えて積立を行う学資保険。しかし将来のことなんて誰にも分かりませんから、本当に必要になるのかどうかと考える人も多いでしょう。

 

学資保険はメリットはとても大きいものですが、デメリットも存在します。そのため学資保険が絶対必要だと考える人もいれば、 必要ないと考える人も多いのです。あくまで家庭において必要であるのかどうか見極める必要があるということなのです。

 

ここでは学資保険の必要性において情報をまとめてみました。

 

学資保険に対する意見をまとめてみた

  • 学資保険は絶対に必要だ!
  • 学資保険なんて必要ないだろ!

 

どちらの意見もよく聞くことです。個々の家庭において、状況を把握してみて決めていくことが大事です。ここでは双方の意見をまとめてみましたのでご覧ください。

 

学資保険が必要だと考えている人の意見

  • 必要な学費を計画的に貯めることができる
  • 両親に万が一のことが起こった時の備えになる
  • 利回りが高いのでお得になる

 

学資保険は多くの人が必要だと考えています。その理由を3つのポイントにまとめてみると上記の通りです。

 

学費は大きい出費になりますから、一般のサラリーマン家庭であればなかなか大きな出費をいきなりすることは難しいでしょう。学資保険だと1万円程度から利用することができますし、引き出しづらいシステムになっていますので必然的に貯めることができるのです。

 

また貯金の機能だけではなく保険の機能も充実しています。万が一、死亡や重度障害があった場合には、保険料免除の措置があります。そのような場合においても契約通りの満期金を受け取ることができますから安心してかけ続けることができるものです。

 

また利回りの良いものが多く、銀行で預けておくよりも有利になります。また余裕のある際には早期に払い込みを済ませておけば、利回りを高めることもできます。

 

学資保険が不要だと考えている人の意見

  • 解約しづらいシステムになっている
  • 中途解約すると元本割れしてしまうことがある
  • 固定金利なので金利が上がっても満期金が増えることがない

 

学資保険が不要だと考えている人の意見をまとめてみると、この3つのポイントにまとめることができます。

 

学資保険に入るほとんどの人は、子供が小さい間から長い間コツコツと貯め続けるイメージがあります。 もし仕事や家計が不安定になったときでも、解約することや引き落としをすることが困難です。どのような状況になるかは誰もわかりませんから、先のことが不安で入れないという人は少なくありません。

 

また中途解約した場合には元本割れするシステムになっています。あくまで満期を迎えたときにしっかりと受け取れるというサービスですから仕方ないのですが、収入が不安定な人であれば難しい面も大きいです。

 

また世の中の景気が良くなり金利が上がったとしても、学資保険は固定金利になっていますから満期金が増えることはありません。そのため状況によっては別の方法で貯蓄した方が有利になる可能性もないとはいえないのです。

 

学資保険はいつまでにどれくらい必要なの?

学資保険はいつまでにどれぐらい用意しておくべきものなのでしょうか。実際のデータから考えてみることにしましょう。

 

子供の学費がどれくらい必要なの?

公立 私立
幼稚園(3年) 702,000円 1,446,,000円
小学校 1,932,000円 9,168,000円
中学校 1,437,000円 3,981,000円
高等学校 1,353,000円 3,120,000円
大学(昼間部) 2,665,200円 5,446,400円
8,089,200円 23,161,400円

 

※参考:文部科学省 平成28年度子供の学習費調査の結果について  http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399308_1.pdf

 

文部科学省の平成28年度に公表した「子供の学習費調査の結果について」を見てみると、学習費総額については上記表の通りになっています。

 

幼稚園から大学まで全て公立を利用した場合、約809万円必要であることがわかっており、全て私立を利用した場合には約2316万必要であることがわかっています。

 

高校までを全て公立で進学し、大学だけを私立に進学した場合には約1100万円程度の学資が必要になることが分かります。

 

これだけの出勤を一度に支払うことはなかなか難しいのではないでしょうか。学資保険の必要性について強く感じることができるデータでしょう。

 

子供の学費はいつまでに必要なの?

仮に大学卒業までに約1000万円がかかるとして、その金額が一度に必要になるわけではありません。あくまで上記で示した金額は総額として示したものになります。

 

子供が幼稚園のときには幼稚園で必要な金額、大学のときには大学で必要な金額を用意しておけばいいということになります。

 

特に上記の表を見ても分かる通り、大きな金額が必要になるのは大学入学時になるかと考えられます。特に大学において私立に進学した場合には、かなり大きな出費になることがわかります。

 

特に大学では入学時において、授業料や入学料などが一度に必要になり、その金額は120万円ほどになると考えられています。また2年目以降においても100万円程度が必要になります。

 

高等学校までを公立で過ごすのであれば、その間は学資保険に頼るのではなく通常の貯蓄において賄うこともできるでしょう。そう考えれば大学の資金である私立大学では約540万円、国公立であれば約260万円貯蓄しておく必要が考えられます。

 

学資保険のメリット・デメリットは?

学資保険には大きなメリットがたくさんありますが、その反面デメリットもいくつか存在します。

 

メリットとデメリットを比較してみてどちらが自分に適しているのかよく考えて加入することをおすすめします。

 

学資保険のメリット

  • 貯蓄が苦手な人でも貯めることができる
  • 万が一のことを考えながら貯蓄ができる
  • 完全に満期金を受け取ることができる

 

学資保険は将来に備えてコツコツとお金を貯めていくことができ、安心して満期金を受け取ることができますから大きなメリットがあります。

 

特に貯蓄が苦手な人にとっては、強制的に貯蓄されていくことになりますから、子供のために安心して貯蓄することが可能です。月々1万円程度からかけることができますから、それほど大きな負担となることもありません。

 

また保険機能によって万が一のことがあった場合においても、将来の学資を考えておくことができるのです。

 

また経済不況などがあった場合においても、固定金利ですから満期金が減ることはありません。時期が来れば確実に満期金を受け取ることができますから安心してかけ続けることが可能です。

 

学資保険のデメリット

  • 別の資産運用方法の方が資産を増やせる可能性がある
  • 学費の準備ができている人には大きなメリットはない
  • 収入に不安定な人には不向きな面が大きい

 

学資保険は固定金利での運用になりますから、別の資産運用の方がお得に資産を増やせる可能性があります。資産運用が得意な人であれば、学資保険ではなく別の運用方法を活用している人も少なくありません。

 

そもそも積立をしなくても学資の準備ができているという人であれば、その資金を元手として資産運用に取り組んだ方がメリットは大きいでしょう。コツコツと積み立てていくメリットはそれほど大きくないのです。

 

また解約が難しい側面がありますから、収入面で不安定であったり不安な人にとっては、かけ続けていくということが難しい場合もあるでしょう。

 

まとめ

学資保険が本当に必要なのか、加入している人としていない人の意見をまとめてみました。

 

学資保険が必要だと考えている人の意見は次のとおりです。
  • 必要な学費を計画的に貯めることができる
  • 両親に万が一のことが起こった時の備えになる
  • 利回りが高いのでお得になる

 

必要ないと考えている人の意見は次のとおりです。
  • 解約しづらいシステムになっている
  • 中途解約すると元本割れしてしまうことがある
  • 固定金利なので金利が上がっても満期金が増えることがない

 

学資保険には多くのメリットがありますが、当然ながらデメリットもいくつか存在します。学資保険返戻率なども調べ各家庭において状況をよく分析し、必要に応じて対応することが必要です。